花綴り

マーガレット

清楚な感じで可愛らしく、身近な花の一つであるマーガレット。
白い花びら(舌状花)に黄色の花芯に見える筒状花が、いかにも花らしくて、子供でも描きやすいお花の代表選手ですね。

比較的扱いが簡単といわれているキク科なのに、繊細で温度管理などをしっかりしてあげないと次の年に咲いてくれないので、露地栽培はむかないようです。

いつどこでだったか思い出せませんが、子供の頃マーガレットがびっしり植えられていた場所に家族で行ったという記憶があります。でも今考えると、きっとその花たちはマーガレットではなく、そっくりだけれど耐寒性に優れているフランス菊だったのではないかと思います。お花だけで見分けるのは難しい気がします。
一重咲きが主流ですが、八重咲き、丁子咲きもあり、ブーケに使われることも多いお花です。

B-646『マーガレット』

マーガレットの額を展示すると、皆様、いろいろな思い出があるようで、
作品の前で長々と花談義がなされます。
この作品は、グリーンの布地に一抱えのマーガレットを描いた作品で、白が映えて大勢の方に好まれています。
キク科全体に言えますが、葉っぱの形が上手く刺せると、生命力のある仕上がりになります。

白だけではなくピンクや黄色も可愛いですね。
ミニ額シリーズの「マーガレットのブーケ」「ピンクマーガレットのブーケ」は初心者の方でも素敵に出来上がることから、年間を通して人気があります。

Q-65 『マーガレットのブーケ』

Q-65 『ピンクマーガレットのブーケ』

一覧に戻る
© 2019 株式会社植木紅匠