花綴り

ノースポール

白い花びらに真っ黄色の花芯、子供が書きやすいこのお花の名前は「クリサンセマム」と言いますが、某会社が販売時に使って広がった別名が「ノースポール」で、こちらの方が知られているかもしれません。

キク科キク属の1年草ですが、次の年にこぼれ種で思わぬところから生えてきたりする丈夫さで、複数年にわたりたくさん咲くケースが多いです。乾燥気味を好みますので水遣りに神経質になる必要もなく、特に地植えだととても育てやすい花です。
種を秋まきのものと春まきのものを組み合わせると、3月から9月頃まで咲きますが、かんかん照りの陽射しには少々弱い気がしますので、個人的には春の終わり頃まで楽しませてくれる花と思っています。

花付きが良くて、一斉に咲くと白く敷き詰めたじゅうたんのように美しく花壇を飾ってくれます。
多くの株を植える方が、白が引き立ち一層魅力的です。

 

M-21 『桜草とノースポール』

この作品は「花壇へようこそ」シリーズの1点で、可愛い桜草とノースポールの組み合わせで人気があります。オブコニカの淡いピンクも相まって、明るい花壇の様子が愛らしい作品です。

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