花綴り

しゃくやく

しゃくやくの花束を頂いた時、とても硬そうなつぼみでした。
花瓶に生けると、一晩で驚くほど水が減っていました。
これなら元気に咲いてくれそう・・・

期待通りに、次の日に一輪、その次の日には朝から次々に開いてきました。
なんてゴージャスなんでしょう! そして、甘い香りがまた楽しませてくれます。

B-816 『しゃくやく』

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
しゃくやくは花茎が真っ直ぐに伸びるので、すっきりした立ち姿で美しい女性の形容に使われ、日本で古来より親しまれています。

つぼみは、徐々に外側から開いていって、大きく開いた後、中央の花弁が盛り上がったように伸びてきて、更に大きく誇らしげに咲きます。
根っこは、生薬としても使われます。

《おまけ》
タイトルとは違うのですが、左下は4月に撮影した庭の梅の実。
そして右下は同じ木の実を本日撮影したもの。
今年はたくさんの実がなっているので、梅雨に入る前に収穫しなくては・・・です。

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