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花綴り 12月

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ポインセチア(2010年12月3日)

師走に入り、一気に街中がクリスマスデコレーションに染まってきました。
その一役を担っている花の中にポインセチアがあります。

 

真っ赤とグリーンのコントラストがクリスマスカラーにぴったりなので人気があります。
最近は、ピンクや黄色、クリームに白、斑入りのもの、大きいもの小さいものと、バリエーションが豊富になって花屋さんの店先を飾ってくれていますが、個人的には、緋色に濃いグリーンの葉の大きめのものが好きです。

花綴り  
  花綴り

かなり前になりますが、この赤やピンクや黄色などの部分を花びらのようで、でも葉っぱにそっくり・・・と思っていました。その頃、「植木良枝著 続花刺繍3 秋冬の花(1987年刊)」という本のためにポインセチアの図案が生まれました。その作品に添えられる文章に『この、私の好きな赤、苞(ほう)の形があっさりして平たいから、色の印象が一層強い。(後略)』とあって、初めて色付く部分が苞であることを知りました。

B−1015 『ポインセチア』

 
  花綴り 花は、中心の芯のように見える部分です。
小さくて可愛らしいですね。
 

  メキシコインディオたちが染料として赤色を使ったり、白い樹液を薬として使ったりしている
珍しい赤い花。これを見たアメリカの初代メキシコ大使ポインセット氏が、
母国へ持ち帰り紹介したのがきっかけで広く知られることになり、
彼の名前に因んで「ポインセチア」と名付けられました。

 

ポインセチアは短日植物(日の光が一定の時間より短くなると花芽を形成する植物)なので、自然に任せていると苞葉が色付くのは2月頃になってしまいます。12月に赤く色付かせるためには、9月頃から人工的に遮光時間を1日13時間以上の状態に(短日処理)する必要があります。夕方から翌朝までダンボールなどで遮光する方法が良く知られています。
クリスマスに向けて大事に育ててくれる花農家の皆様の努力で美しい色が楽しめるのですね。
                 Q−21 『小さなポインセチア』

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紅葉−もみじ(2010年12月10日)
秋になると緑から様々な赤や黄色に変化してワクワクさせてくれるモミジ。
実はモミジというのは、紅葉(こうよう)するカエデ科の総称で、紅葉する現象そのものを指しています。

花綴り
 P−32 『紅葉』

自宅のもみじは、染井吉野の下に生えていて、大きく伸びようとすると桜の木とぶつかるために
枝を伐られてしまう少々可哀想な立場です。
せめて程好く枝を間引きして小さいながらも格好いい姿にと考えていますが、
なかなか思うような形になってくれません。
 

11月中旬から紅くなり始め12月に入って一気に変化が加速し、この一週間で葉が半分の量に散りました。でもまだ緑の葉も少し残っていて、黄色味の強いものや鮮やかな赤、ワインレッドや黒っぽい赤まであって、午前、午後、夕方と光の変化と共に刻々と違う印象を与えてくれます。

花綴り
  花綴り

染井吉野と反対側のもみじの足元に
ドウダンツツジが植わっていて、
色付いた桜ともみじとドウダンツツジの葉が
じゅうたんのように敷き詰められているのは、
色とりどりで、とても美しく
『錦秋』『錦繍』ピッタリですね。

H−3 『落葉三題 V』

 
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冬の木(2010年12月18日)
 

寒さに連れて木々から葉っぱたちが落ちて、
木の幹や枝のシルエットが浮かび上がってきました。
花が咲いている時、葉っぱが青々と茂っている時、
紅葉の時とは違う姿を見せてくれるので、
飾りのない木そのものを眺めるのも楽しいと
思うようになりました。
しっかりした幹なのねとか、大枝に小さな枝が
こんなに付いているのねとか、
冬ならではの風景は新しい印象を与えてくれ、
時にはその美しさに見入ってしまいます。

花綴り
  花綴り

これは「樹の枝」という作品です。
枝や幹は、黒と銀の糸で刺しています。
そこに、冬の寒さの中でも頑張って残っている
葉っぱたちを金糸で刺繍すると、とても映えます。
教室では、金の葉っぱを小判にたとえて、
「金のなる木」とあだ名を付けています。

H−42 『樹の枝』

 
 

こちらは、「花の旅U」に掲載されている
「枯木」という作品で、
こげ茶一色で刺繍しています。
単色で糸の太さの変化だけで
その姿を表すのは、意外と難しいのですが、
一回刺してみるとその魅力にはまります。

               P−108 『枯木』

花綴り  
同じように黒一色で制作したこちらの作品は、いくつかのステッチを組み合わせて
枝の流れや幹のゴツゴツ感を出していて、大好きな冬の作品です。

時にはこのようなシックな作品を飾ってみるのも趣がありますね。
花綴り
                                B−1010 『冬の日』
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シクラメン(2010年12月25日)
  花綴り 冬を代表する花、そしてかなり多くの家で植えられ
愛されているシクラメン。
大輪の大鉢のものから小輪のもの、
お家の中で飾る観賞用、耐寒性があって
外に植えても大丈夫なガーデンシクラメン、
本当に至るところで見ることができます。
サクラソウ科シクラメン属です。
 
 

本部教室のお玄関の中に大きなお花の鉢植えか、外にガーデンシクラメンを植えるかというのが恒例で、今年は数種類のガーデンシクラメンを植えました。
花屋さんオススメのものを選んで頂き植えているので、たくさんのつぼみとつぼみをつけようとしている小さな茎がいっぱいある素晴らしい株です。来年の春までゆっくりずっと咲き続けてくれると楽しみにしています。

花綴り
祖父が、葉っぱと同じ数の花が咲くから、葉っぱが元気でたくさん付いているものを選びなさいと
言っていたことを思い出します。ハート型の葉っぱが特徴的ですね。
  花綴り

ブタさんが塊茎(根っこ)を食べたことから「ブタの饅頭」という
花からは想像のつかない別名があります。
他には「篝火花(かがりびばな)」というものもありますが、
今は属名の「シクラメン」で呼ばれています。
花びらの先が縮れているもの(フリンジ咲き)なども可愛らしく、
刺繍するとこのような感じです。

B−1013 『シクラメン』

 
 

花綴り

こちらは、大きな鉢植えのシクラメンを図案にしたものです。左は撚りのかかった太目の5番糸で刺したもので、右は同じ図案を25番糸で刺したもの。布地の色が違うことや、糸の特性を生かした刺し方を用いることで、異なった印象を与えられる作品になるのは、刺繍ならではの効果だと思います。
 L−57 『シクラメン』

花綴り  

  外は寒い冬、暖かいお部屋で彩り豊かな刺繍のシクラメン、咲かせてみませんか?

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