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花綴り 1月

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早春を彩る葉と実(2011年1月7日)
  花綴り

新しい年を迎える時に飾る緑の葉と紅い実。

緑はなんと言っても「松」が代表格ですね。
冬の間も緑の葉を茂らせ、瑞祥の木として
古来より大切にされています。

 
 

紅い実は、南天、千両、万両が良く使われます。

南天は、難を転ずるにかけておめでたい吉祥の木として、また魔除け厄除けの縁起ものとして愛されています。
ただ、お茶席には向かないのでご注意下さいね。

花綴り
千両、万両は、緑の葉と紅い実をつけてコントラストが美しく、
その名前が縁起良いのでお飾りに用いられます。
千両は、葉の上にややオレンジがかった実を付け、万両は、紅い実を葉の下に付けます。
どちらもあまり日当たりが良いと実がなりにくいようで、自宅の万両も玄関と裏玄関の白梅の木の下にひっそり生えています。
例年はその中からお正月用に少し伐って飾りますが、今年はプレゼントして頂いたお正月花に千両が入っていたので、伐らずに済んで、喜んでいるようです。
  花綴り

 

花綴り   花綴り
 

花綴り

千両はセンリョウ科、
万両、百両(カラタチバナ)、
十両(ヤブコウジ)はヤブコウジ科で、
一両(アリドオシ)はアカネ科。

万両、千両、百両、十両、一両は、
その実がつく量に応じて付けられたと
言われています。


『冬来りなば』 (部分)
 
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啓翁桜 (けいおうざくら) (2011年1月14日)
  暮れに硬い硬い小さなつぼみがついた枝がたくさん
入ったボックスを頂戴しました。啓翁桜です。
啓翁桜はここ最近、お正月用として多く見かけるようになった、冬を彩る可愛い桜です。
自然ですとやはり3月下旬ぐらいに咲くそうですが、
促成栽培によって冬期に開花するのです。
99年の冬に初めて頂戴して知り、
それ以来すっかりファンです。
染井吉野より小振りで、
花びらの外側が縁取りされているように濃くなっていて、
内側は本当に淡い白っぽいピンクです。
とても心地好い香りもします。
花綴り

花綴り

 
 

花綴り

 

枝の時は、咲くのかしらと心配になるほど硬そうな茶色い
つぼみですが、大きな壺に生けると驚くほど水を吸い上げ、
日に日に膨らんでいきます。
ある程度膨らむと、一つのつぼみが3つに割れてきて、
それぞれの頭にピンク色が見えてきます。
ピンク色が見えてくると咲くまで後ちょっと。
花茎が十分伸びてくると先に花が開きます。

日にちか進むに連れて、茶色のつぼみの数も次々増えて、それがそれぞれ3倍になるのですから、
到着した時からは想像できないほどの花の量になります。
 

かなり花が咲くと、新しい芽を出してきます。
葉っぱも出てきます。
伐られて箱詰めされて
車に乗って運ばれてきたにもかかわらず、
元気に咲いて葉っぱも出てくる・・・
その生命力に感動します。


                『啓翁桜 U』

花綴り

 
 

花綴り

生ける花瓶や壷は、クリスタルのように
光を通すものではなく、
光を通さない土物が良いと思います。
そうすると、枝の根元を暗くしておくと、
小さなひげのような根っこが生えてきます。
そうすれば挿し木もできます。
今年は、頑張ってみようと思っています。

『啓翁桜 W』

 
『啓翁桜 U』は、午前のデッサンから生まれた作品で、
『啓翁桜 W』は、午後のデッサンから描かれた作品です。
画面上でおわかり頂けるかどうかわかりませんが、午前の方が花色が淡く、
午後になると色が濃くなる印象です。
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カラー (2011年1月21日)
黄色いカラーとピンクの薔薇、カーネーション、百合の花束を頂戴しました。
カラーというと、ウェディング・ブーケなどに頻繁に使われるからか、
やはり一番に白を思い浮かべるので、黄色いカラーは思いがけず、新鮮な印象です。
 

花屋さんではよく見かけるカラーですが、
実際に植えられているのを初めて見たのは
10年ほど前の夏でした。
遠くから見つけた時、
「水芭蕉の茎ってこんなに長くないよね、
えっ、これってカラー!?」
植物ですから、地面に生えていて当然なのですが、
水辺に咲いていて、少々驚いた記憶があります。
本来は湿地を好む花のようですが、
最近は畑地性の種類も多く出回っていて、
鉢植えなども可愛いですね。

花綴り

 
 

花綴り

 

カラーの特徴は、真っ直ぐに伸びる茎と、
花のように見える葉が変化した苞で、
お花は苞に包まれた芯のようなところ(肉穂花序)です。
サトイモ科で、和名は「オランダカイウ」。

 

白が映えるグリーンの布地を使用し、
ホワイトカラーとキンセンカ、カスミソウを
壺に生けたこの図案は、
大胆でカッコいい作品だと思います。
出来上がりが比較的大きいサイズなので、
25番糸を6本どりで刺すのがお薦めです。



            N−4 『茶色の壺』

花綴り

 
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ポピー(2011年1月28日)
 

花綴り

たくさんのポピーの花束を頂きました。
頂戴した時は固いつぼみでしたが、
花瓶に生けて明るい場所に飾ると、
数輪が2〜3時間で咲き始めました。
それから2週間経過しますが、
順番に咲いてお部屋を明るくしてくれます。
華奢なように見えますが、
なかなかどうしてとても元気で丈夫です。

 
丸いつぼみに長い茎。びっしりと短い毛に覆われています。
つぼみの時は下向きになっているものが多いのですが、咲いてしまうと上向きになります。 
  つぼみは、まず真ん中から二つに割れて、丸いつぼみを被っていた皮(?)を花びらにつけたまま、どんどん開きます。十分開いてくるとつぼみのカバー(皮)は下に落ちます。 茎は、細いのに硬くて、くねくねしているものは水が上がらないのではないかという心配をよそに、くねくねのまましっかりとつぼみを支え、ほとんど間違いなく咲いてくれます。薄紙のようなクシャクシャっとした花びらが愛らしいですね。   花綴り

  花綴り   花芯は、とてもしっかりしためしべがあって、周りには数え切れないほど多くのおしべが生えています。このおしべ、咲き始めは束のように固まっていますが、数日経つと1本ずつがわかるくらいに1本1本に広がって、花粉が落ち始めます。
この花粉がテーブルなどに落ちると真っ黄色になります。水の取替えなど花瓶を動かす時は、花粉が洋服や床に落ちないように、またテーブルクロスや花瓶敷きなどに落ちたものは、そっとはたき落としてからお洗濯しないといけません。
お花も命を繋いでいくために切花になってもがんばっているのが健気です。
できる種は非常に小さいので、小さいもののたとえとして「けしつぶのような」という
形容が生まれたのがわかりますね。
 



けし、ひなげし、おにげしなどを総称して
ポピーとしていて、他に虞美人草という
別名もあります。
怪しい薬ができるものとは違いますので、
安心して色とりどりのポピーを飾ってみて
下さいね。




         B−652 『罌粟づくし』

花綴り

 
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水仙@ (2012年1月7日)
  日本でよく見かける水仙は、約20種類くらいで、中でも黄色いラッパ水仙は華やかで人気があります。
ギリシャ神話で、美少年だったナルキッソス(ナルシシス)は、水辺に映った自分の姿に恋をして、しかし相手は応えてくれないので、恋い焦がれながら倒れ、その後には黄色い水仙が咲いていたというものがあります。これが、ラッパ水仙(ダッフォディル)です。
やや下向きに咲く花弁が、うつむきながら水面の自分を見ている感じなのでしょうか。
 
花綴り

イギリス、特にウェールズでは、とても大事な花として扱われています。
伝統的にラッパ水仙がウェールズの国章として使われており 、
聖デービッドデーにはそれを身に着けます。
イギリスの公園には、必ずと言っても過言ではないようにダッフォディルが
植えられていますし、家庭の庭にも多く咲いています。
花綴り
                                     『ハイドパーク 早春』
 

細長い葉が特徴的で、球根なので比較的に扱いやすい多年草です。
ほんの数輪でも群れて咲いていても美しく人目を引きますし、花束でも長く咲いてくれる素敵な花です。


H-33 『ラッパ水仙』

 

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水仙A (2012年1月18日)
 

ヨーロッパ原産のフサザキスイセン
(房咲き水仙)が中国を経て薬草として日本に入って来ました。
それが野生化したものをニホンズイセン
(日本水仙)と呼ぶようになりました。
今ではお正月に欠かせないお花となっていますが、生け花、お茶席に飾る花としても大変重要なお花です。

  花綴り  
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花が少ない雪の降るような頃に咲くので、
和名は「雪中花」。素敵な響きですよね。
花瓶などに生けて部屋へ置くと、香りが部屋中に広がって嬉しくなります。
平たく細長い葉っぱに、白い花弁の中央に鮮やかな黄色の副花冠が可愛くて、5輪から8輪ほどがまとまって咲きます。
ヒガンバナ科スイセン属の球根で、毎年忘れずに咲いてくれます。
花弁は明るい方に向かって咲きますので、どちらから花を見たいかということを決めて植えることが必要で、南側に植える時は、後ろに日除けとなるものがあると、北側に向いて咲いてくれるのだそうです。お試し下さい。

 
 

この作品は、「花壇へようこそ」シリーズの1点。
ラッパ水仙と日本水仙の足元にムスカリが咲いていて、額入れすると額外寸90センチ幅となるこのシリーズの中でも、いつかは刺したい大きな作品として最も人気があります。

           M-13 『水仙とムスカリ』

 

花綴り

 
  花綴り  

こちらは、一気に大きなものは制作できないという方にお勧めの作品です。
壁掛けはもちろんですが、棚や床の間にもちょっと置けるような手頃な大きさで、地色を濃くすることで白い花が浮き立ち、気品高く見えて、安定的な人気です。

H-34 『日本水仙』

 

     同じサイズの「ラッパ水仙」とミニ額シリーズの2点と一緒に並べて飾りました。
花の香りまで感じるようだと好評です。
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