花綴り

生徒さん作品のご紹介16

イギリスにいた時、友人たちが住んでいたドーセットにある、まるで絵本から抜け出たような可愛らしい村ミルトン・アバスに、何度か訪れました。

今は、人気のある観光スポットのようですが、友人たちが住んでいた頃は、静かな静かな村で、お店の人と話したりしても、日本人は、ほとんど見かけたことが無いとのことでした。

この図案の建物はセミデタッチトハウス(Semi-Detached House)いわゆる二軒長屋、建物中央で二つに分かれていて、左右対称的な造りの家で、メアリーとマーティンは右側に住んでいました。

彼らは、観光地化して来て落ち着かないからと、その後もっと南へお引越ししましたが、ミルトン・アバスで過ごした時のスケッチは、ヨーロッパ図案を集めた花の刺繍画集「花の旅Ⅰ」の大きな柱となっています。

今回、その思い出深い図案を刺繍したのは、横浜教室 さくら免状の美恵さん。ゆっくり丁寧に可愛らしく仕上げて下さり、またファンが増えること間違いなしと思います。

 

横浜教室 さくら免状の美恵さんの「ミルトン・アバスの家Ⅱ」

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