花綴り

生徒さん作品のご紹介15

アオイ科でハイビスカスの仲間の木槿(むくげ)は、一日しか咲かない一日花。午前中に美しく大きく開いて夕方には萎んでしまいます。

毎日毎日咲いているように見えるのは花がリレーのように順番に開いてくれるからです。

その儚さを喩えて

「槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)」
「槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)」

 

花びら、葉っぱは刺し分け(縫い分け)で中の筋を出します。

比較的大きな刺し分けは一段ずつサテンで埋めていけば良いのでそれほど負担になりません。終わってみればしっかり筋が表現できているので、出来上がった時の達成感は一入。

この作品は、刺し分け(縫い分け)の習得に最適であり、サクサクと刺せるようになったら、刺し分け達人です♪

 

今回この大作を刺繍したのは、本部サロン教室 研究課程の政男さん。

彼は、ファッションデザイナー業界で著名な方で、刺繍にも独自のセンスを生かして下さり、いつもどのように完成していらっしゃるのか、本当に楽しみなのです。

刺し分けは、あまりその個性が発揮されない題材だったかと案じたこともありましたが、出来上がりは、ちゃんと政男さんらしさが発揮されています!

写真より、実際の作品をご覧頂く方が、光の屈折などを利用した白やグリーンの効果がお楽しみ頂けます。

 

本部サロン教室 研究課程の政男さんの「木槿」

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