花綴り

八重桜

染井吉野からバトンタッチするように、ピンクがやや濃くて花弁の多い八重桜が咲きます。
八重桜とは、花びらが10枚以上ある桜のことです。
ぽってりと重たげにみっちり咲く八重咲きは、茶がかった独特の葉っぱが、その花色を更に引き立ててくれています。

B‐762 『八重桜』

小輪から大輪までいろいろな八重桜がありますが、関山(かんざん)は、花びらが20枚から45枚もあるそうです。
刺繍ではそんなにたくさんの花びらを刺さなくても、十分にその効果が出るので不思議です。
また、葉っぱも多くの葉脈が入っていて、刺繍では縫い分けすることで、表現しています。

S‐5 『盆栽の桜』

この「盆栽の桜」は、花びらの色の濃淡が美しい「糸括(いとくくり)」の盆栽がモデルです。
糸括は、古くから栽培されている桜で、花が固まって咲いてぼんぼりのようで、とても可愛いらしいです。
幡ヶ谷不動尊に大きな木があって、美しい花を咲かせていたと記憶しています。

桜は、どんな種類のものも、見る者の心を和ませてくれる素晴らしいお花なのだと感心します。

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