花綴り

ヒガンバナ

秋のお彼岸の頃に真っ赤なお花を咲かせる「ヒガンバナ」。今年は少し咲くのが遅くてお彼岸はつぼみの状態でした。
この花は、初秋から花茎がニョキニョキ伸びて来て、てっぺんに複数のお花を咲かせます。
そして、葉っぱはお花が散った後に出て来るのです。それ故に、そこに植わっていることを忘れていると、つぼみが付くまで気が付かないことも多くて、突然 赤い花が出現 という感じを受けます。
意外といろいろなところに咲いていることにも驚かされます。
「ヒガンバナ科ヒガンバナ属」で、球根で殖えて行きます。

平年より約1週間、遅ればせながら咲き始めました。
桜の木やサルスベリの根元、裏庭の隅の方・・・
うちの庭では、あまり明るくないところに咲いています。
茎がとても鮮やかな黄緑色で、黒っぽい染井吉野の幹をバックに目立つので、今年も咲くのねと気が付きました。
手入れなど全くせずとも、毎年、忘れずに咲いてくれることが嬉しいです。
反り繰り返った6枚の花びらに長~いしべが印象的。
仲間は、リコリス、ネリネ、アマリリス等があります。
広いところでは、水仙も「ヒガンバナ科」です。

B-121 『ひがんばな』

秋の彼岸の頃に咲くことから「彼岸花」と名付けられましたが、とても別名、 呼び名の多い花で、千に近い数の異名があると言われています。
お墓参りと結びついて「ハカバナ」等のような少々残念な呼ばれ方もありますが、花がある時は葉がなくて葉がある時は花がないことから「ハミズハナミズ」が良く知られています。

綺麗なところでは「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」。
これは梵語の「天上に咲く真紅の花」という意味です。群生しているようなイメージで、美しい響きで素敵ですよね。歌などにも使われていて親しみ深い呼び名です。

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