花綴り

貴重な作品となった経緯と理由とは

花の刺繍画家 植木万紀子です

今日は
二十四節気の 清明 (せいめい)
全てのものが清らかで生き生きする頃
花が咲いて若芽が出て来る季節に

 

七十二候の 玄鳥至 (つばめきたる)
つばめが渡って来る頃

 

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桜3種と雪柳が題材


「紅の谷」

 

両側に 紅枝垂れ桜枝垂れ桜 が咲いていて

奥には 染井吉野 があり

谷を作っているよう

谷底部分には 雪柳

 

母がこの図案を描いている時

意見として述べたのが

一応 芸術学科卒で学芸員資格有りな私

私 左側 そんなに要らないんじゃないはてなマーク

母 だって咲いてて こんな風に見えたから

 

検証してみましょう

左側を思い切って詰めてみました

 

谷の感じの効果はほとんど同じなので

左側の刺していた労力は勿体なかった!?

 

美術評論家の瀬木慎一先生が

展覧会でこの作品を展示した時

母に

左側 大変だったと思うけど要らなかったねぇ

私には 笑いながら

どうして止めなかったの

先生に やんわり言ったつもりでしたけど とは
言えませんでしたけど(笑)

 

それをきっかけに この作品は非売品となり

それ以降は展示されずびっくり

家で保管の作品となりました笑い泣き

 

今の本部サロンでは 数年に一度

飾っておりますウインク

 

ある意味 貴重な作品です笑

 

★~☆~★

 

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どう演奏表現 (刺繍制作) するかは あなたの自由音符

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