花綴り2012 5〜8月号へ 戻る
梅雨の頃に咲いて楽しませてくれる紫陽花。 咲き始めると、こんなに多くの場所に植えられていたのね・・・と驚くほど、 いろいろな所で目を引きます。雨に濡れていても、晴れ間でも美しく咲いていますね。 手まり型のものの総称が「紫陽花」で、 それ以外のものが「ガクアジサイ(ヤマアジサイ)」と区別されることが多いようです。
土壌が酸性だと青味が強くなり、 アルカリ性だと赤味が強くなると 言われていますが、 もともとの色に因るとか、 肥料などでも左右される という説もあります。 その色の変化から、七変化と呼ばれ、 花言葉が「移り気」とか 「心変わり」とか付けられて、 ちょっとかわいそう。
10年前に植木やさんが菖蒲を 庭から大きな鉢に植え替えてくれて、 根元をしっかりとコケで被ってくれたおかげで、 ほとんど手入れをしたことがないのにもかかわらず、 毎年、元気に葉が出て来ます。 今年は花を付けました。 良く見ると、他にもつぼみがついていて嬉しくなりました。
ミニ額キット より 『かきつばた』
個人的には、違いがはっきりわからなくても、 5月から6月にかけて紫色の花々が咲き誇るのが大好きです。
しゃくやくの花束を頂いた時、とても硬そうなつぼみでした。 花瓶に生けると、一晩で驚くほど水が減っていました。 これなら元気に咲いてくれそう・・・
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」 しゃくやくは花茎が真っ直ぐに伸びるので、 すっきりした立ち姿で美しい女性の形容に使われ、 日本で古来より親しまれています。 つぼみは、徐々に外側から開いていって、 大きく開いた後、 中央の花弁が盛り上がったように伸びてきて、 更に大きく誇らしげに咲きます。 根っこは、生薬としても使われます。 B-816 『しゃくやく』
におい故に敬遠されていたこの白い花が、とても可愛いと証明(?)された訳ですね。 刺繍のどくだみは香りがありませんので、どこにでも飾れますね。
裏庭にモチノキがあります。 とても成長が早くて、今年もどんどん若い芽を育んでいます。 この春の間に伸びたところは、きっぱりと美しい鮮やかなグリーン色をしています(写真:左下)。 よく見ると、実がなっていますね(写真:右下)。 花の時は気が付かず・・・・・残念なことをしました。
写真の上半分がこの春に伸びた部分。 鮮やかな緑色をしています。 下半分は濃い緑色をしています。 色が異なるのは光の影響ではありません。
さつきは躑躅のシーズン最終章で咲く園芸品種。江戸時代から、 他の躑躅より遅い皐月の頃に咲くということで、区別されるようになったらしいです。
私は単純に、大きさの違いで、 大きいのがパンジー、小さいのがビオラだと 信じていました。 花屋さんに伺ったら、パンジーは1年草で、 ビオラは多年草とのこと。 でも最近は交配が進んで、明確な違いが無くなってきているとも言われています。
花弁が小さくて株でまとまって咲いているのが ビオラだと考えるのでも良いらしいです。 どちらもスミレ科スミレ属。
冬から春を色とりどりの花弁で楽しませてくれる パンジー。 日本では、三色すみれ、遊蝶草、 イギリスでは、「heartsease(心のやすらぎ)」 という素敵な愛称で親しまれています。 「heartsease(心のやすらぎ)」は、主に野生の三色すみれを指すそうで、改良したのが「pansy(パンジー)」で、 フランス語のpensee(パンセ)から来ています。 植木良枝刺繍教室では、カリキュラムの最初の作品が 「パンジーの丸額」です。 どなたにでも親しんで頂けることと、花期が長いので 飾りやすいというのが理由。 もう1つは、植木良枝が最初にオリジナル図案を描いたのがこの花で、そこから「花の刺繍画」が始まったということで、その原点を大切にしたいから。